御影石のお手入れ

御影石は天然石の中でも比較的硬く密度の高い石です。生成の過程で生じる細孔（さいこう）があります、この細孔から埃や水が媒体になった汚れが入り込み、シミや汚れの原因になります。また、本磨き仕上げの場合、歩行による土砂などの摩擦によって表面の艶が落ちる場合があり、汚れに見えることもあります。ｼﾞｪｯﾄﾊﾞｰﾅｰ仕上げの場合、本磨き仕上げに比べ吸水率が高く、また外部で使用されるケースが多いため、汚れが入りやすくなります。こうした艶落ちや汚れを防ぐには日頃からの石材の表面に付着した土砂や塵等を取り除くことをお奨め致します。天然石の風合いを保ち、耐久性を高めることができます。

磨き仕上げ御影石のお手入れ

1. 埃や土などの軽い汚れの場合、水を硬く絞ったウエスで拭き取って下さい。
2. 汚れが水拭きで落ちない場合には、中性洗剤をウエスに含ませて汚れを拭き取って下さい。その後、ゆるめに絞ったウエスですすぎ洗いを行い、最後に乾いたウエスで乾拭きをして下さい。

<注意>
中性洗剤を使用する場合は、必ず目立たない所で試してからご使用下さい。
ウエスは石を傷付けない様に、柔らかい素材の物をご使用下さい。

バーナー仕上げ御影石のお手入れ

1. 埃や土などの乾いた汚れの場合、ホウキで除去して下さい。
2. ホウキで落ちない軽度の汚れの場合には、水を硬く絞ったウエスで拭き取って下さい。
3. 汚れが水拭きで落ちない場合には、中性洗剤を使用しタワシなどでこすり洗いをした後、中性洗剤が残らない様に必ず水で洗い流して下さい。

<注意>
中性洗剤を使用する場合は、必ず目立たない所で試してからご使用下さい。